マンボウ物語




地球の表面積の約7割以上を占める海。

その広い海のある海域に「マンボウの国」と呼ばれる海域がありました。


マンボウの国では、たくさんのマンボウ達が静かに平和に暮らしていました。


その中に「サンバ」と言う一匹のマンボウが居ました。

サンバは今日も何時もの様にボーっとして暮らしていました。


そこにサンバのガールフレンドの?「マリンバ」がやって来ました。

マリンバはサンバとは正反対で非常に活発(オテンバ?)なマンボウでした。

マリンバはサンバをどうしたら立派なマンボウに成るのか「マンボウ婆さん」の所へ相談に行きました。


マンボウ婆さんと言うのはマンボウ界一の長寿で、とても物知りだったのです。

そしてマンボウ婆さんはこう言いました。

「このマンボウの国には「マンボウの洞窟」と言われる所がある。
 その洞窟の奥に「知恵と勇気の源」と呼ばれる物がある。
 それを使えばサンバは立派なマンボウに成るじゃろう。
 じゃが・・・」

と、話が終わらない内にマリンバはマンボウの洞窟へと飛び出して行ってしまいました。


そして「知恵と勇気の源」を洞窟から持ち帰って来たマリンバはサンバに早速、使ってみました。

すると、どうでしょう不思議な事にサンバは、あっと言う間に立派なマンボウに成長しました。


マンボウの国の国王「ボンゴ」はサンバが立派なマンボウに成長したのかどうかを試す為に

サンバを城に呼び出して、こう言いました。

「この広い海のどこかにあると言う「幻のマラカス」を見つけて来るのじゃ。」


その幻のマラカスを見つける手掛かりは七つの「虹真珠」を見つけなければ成らない事。

そしてその虹真珠は、それぞれ七つの海に散らばっていると言うのです。

果たしてサンバは七つの虹真珠を集め、見事に幻のマラカスを見つける事が出来るのでしょうか?
サンバの冒険の旅は今、始まったばかりなのです。




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